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一体底ヒールの見分け方が、、、

2018年06月25日


いや~ハラハラどきどきの試合でしたね⚽

今日は寝不足の方も多いんじゃないでしょうか?

予選最終戦は
敗退決定したポーランドですね。

引き分け以上で決勝トーナメント出場できますが

ぜひ勝ちきって弾みをつけて欲しいですね!




本日の修理例はこちらface02





一体底ヒールの見分け方が、、、



値段のわりに

アッパーにまあまあいい革を使っているので

買われる方も多い、某メーカーのこの靴ですが、、、、



一体底ヒールの見分け方が、、、






ヒールとトップリフトの間に線が入っているので

交換できるタイプと思われがちですが、

ここのメーカーのやつは一体底なんですよね。





一体底ヒールの見分け方が、、、





このブログを長年ご覧いただいている方ならご存知かと思いますが、


一体底を見分けるには、どこを見ればいいか?
























そうです、ヒールの内側、いわゆる”アゴ”に線が入っているか、いないか。

でしたね。












ところが!?





一体底ヒールの見分け方が、、、






なんとアゴにも線が入っている。。。。face08






ここまでされると、消費者は見分けつきませんねface10



そこまでして消費者を騙したいんでしょうか?



一体底なら一体底らしく堂々としたデザインにしてくれたらいいのに。



もうこうなったら、


「見栄えの割に、安い靴には必ず理由があるから、疑って買うべし。」


という助言しかできませんな。





そんなこんなで修理開始ダッシュ





交換できないので、

平らに削っていきます。


一体底ヒールの見分け方が、、、




ご覧のように中は空洞なんですよね、一体底って。







あとはリフトをつけて完成です♪




一体底ヒールの見分け方が、、、



リフトはTOPYリフトをお選び頂きました


一体底ヒールの見分け方が、、、



最初だけ削り料金がプラスになりますが、


今後はリフト交換代だけで修理できます。




一体底ヒールの見分け方が、、、





大切にお履きください。






今回の修理代金は、


 かかと交換 → 2100円(税抜)でした。

※修理品の構造・状態等でお値段変わります。

 
"あなたの大切な靴、かばんをしっかり丁寧に直します”

靴修理・合鍵のお店 『プラスワン蛍池店』

♫蛍池駅直結の商業施設「ルシオーレ」の2Fで毎日営業してます♫
●営業menu:靴修理、かばん修理、合鍵作成、時計の電池交換、傘修理、
       オリジナルハンドメイドレザーアイテムの制作・販売
●所在地:大阪府豊中市蛍池中町3-2-1 ルシオーレ北館2F

●営業時間:10:00〜20:00
●定休日:なし※ルシオーレに準ずる
●TEL:06-6850-2880 
 ※1人でやってます。接客中や作業中など電話に出れないことがありますのでご了承下さい。

※電話による修理代金の見積りはご遠慮ください。

→体調が悪くなった患者さんが、病院に電話して、
「こういう状態なんですが、治りますか?いくらかかりますか?」と仮に尋ねたとします。
 すると、お医者さんが、
「治りますよ、診察代と薬代あわせて◯◯◯◯円です。」と答えたら、
 あなたは、そのお医者さんを信用するでしょうか?
 もちろん、しませんよね。だってあなたの体の状態を実際に診てくれていないからです。

 靴もかばんも同じだと考えます。
 形や素材、デザインもそれぞれ、仮に同じ物で同じ箇所の修理であっても、
 ひとつとして全く同じ修理はありません。
 ですから、実際に靴やかばんの状態を見ない限り、
 そもそも修理可能なのかどうかもわかりませんし、ましてや
 修理代金の見積額もわからないわけです。

 にもかかわらず、「だいたいいくらぐらいかかるのか?」としつこくせまる方もいますが、
 仮に、「だいたい◯◯◯◯円ぐらい」と答えたところで、実際にご来店されて
 修理希望の実物を見て、見積額をお伝えすると、「電話で言っていた金額と違う!」と言われ、
 一方的に怒られるわけです。
 果たして、そんな怒られるようなリスクを犯してまで実物を見ていない修理の見積り額を
 すすんでお伝えすることなどできますでしょうか?

 もちろん修理をするにあたりご予算の都合があることは重々承知しております。
 ただ、車の修理の見積り、時計の修理の見積り、家の外壁塗装直しの見積り、
 電化製品の修理の見積り、、、etc. 

 世の中のありとあらゆるモノを修理する際は、修理担当の者が、現物を確認してからはじめて、
 それを直すために必要な見積額が提示されるはずです。電話で簡単に「いくらかかりますか?」
 と質問してもおそらく正確な見積額は返ってきません。

 ですから靴もカバンも、財布も、その仲間にどうか入れてあげてください。
 たとえその靴、その鞄、その財布が、高かろうが、安かろうが、
 ご自身で身につけ、愛用されて、少なからず同じ時を一緒に過ごしてきたわけですから。

 修理代金を知りたい方は、ご足労おかけしますが、店頭までお持ち込み下さい。
 
 また、こちらのブログでは修理例とそれにかかる修理代金を掲載しております。
 あくまでご参考までにして頂ければ幸いです。

 あ、あと電話で、「今日は営業していますか?」というのもやめて下さい。
 定休日もなく毎日頑張って営業してますので(笑)


 






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Posted by plusonehotaru at 10:06 │紳士靴修理例