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REGALのかかとについて
2014年02月12日

リーガルの紳士靴をお持ち込み頂きました。

「かかとがもうすぐ削れ過ぎてなくなるから」とお持ち込み頂きましたが、、、

たしかに、ギリギリです
が、しかし!
よく見てください、かかとの内側、業界ではアゴと呼ばれているところを。

リフトとの切れ目はないですよね?
つまりこちらはヒールから全部ブロックヒールなんですよ。

ヒールまで全部交換式のブロックヒールなので、まだまだ履けるのに、
あえてひと手間かけてトップリフトがついているかのように加工しているわけです

ふつうのリペア意識が高い人だったら、このラインまで削れる前に修理に出します。
まだまだ履けるのに。。。
デザイン的なことを考えてからなのか、
修理に出してくれる頻度をあげたいからなのか、
なぜ天下のリーガルさんがこのようなことをしているのかわかりません。
個人的にはしっかりした造りの靴を作っている有数のメーカーさんだとは思いますが、
消費者をだますようなこういうやり方は、個人的にはどうも解せません

こういうブロックヒールの削れには、当店ではこんな修理をおすすめしてます↓
では修理開始

はい完成♫

かかと全体はまだまだ削れていませんので、削れた部分だけななめ補強させて頂きました。
底から見たら、補強しているのがわかりますが、側面から見たらそんなに目立ちませんよ


こうやっておけば、また同じところが削れてきたら交換すればいいんです。
何度か交換しているうちにブロックヒール全体も削れてきますので、
そうなったらブロックヒールを交換しましょう
そのほうがきっと長持ちしますし、修理代金も安くつきますよ。

ご一緒にハーフソールも貼らせて頂きました

このかかとのアゴの部分を見るというは、
なんちゃって積上げヒールを見分けるときにも目印になりますので
ぜひ購入する前にチェックしておきましょう〜
今回の修理代金は、
紳士靴ななめ補強:1260円 +ハーフソール:2100円 →3360円(税込)でした。
※修理品の構造・状態等でお値段変わります。
"あなたの大切な靴、かばんをしっかり丁寧に直します”
靴修理・合鍵のお店 『プラスワン蛍池店』
♫蛍池駅直結の商業施設「ルシオーレ」の2Fで毎日営業してます♫
●営業menu:靴修理、かばん修理、合鍵作成、時計の電池交換、傘修理、
オリジナルハンドメイドレザーアイテムの制作・販売
●営業時間:10:00〜20:00※月曜のみ19:00迄
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●TEL:06-6850-2880 ※「シティライフのブログを見て」と言って頂くと助かります

●所在地:大阪府豊中市蛍池中町3-2-1 ルシオーレ北館2F
※申し訳ございませんが、電話による修理代金の見積りはご遠慮ください。
→体調が悪くなった患者さんが、病院に電話して、
「こういう状態なんですが、治りますか?いくらかかりますか?」と仮に尋ねたとします。
すると、お医者さんが、
「直りますよ、診察代と薬代あわせて◯◯◯◯円です。」と答えたら、
あなたは、そのお医者さんを信用するでしょうか?
もちろん、しませんよね。だってあなたの体の状態を実際に診てくれていないからです。
靴もかばんも同じだと考えます。
形や素材、デザインもそれぞれ、仮に同じ物で同じ箇所の修理であっても、
ひとつとして全く同じ修理はありません。
ですから、実際に靴やかばんの状態を見ない限り、
そもそも修理可能なのかどうかもわかりませんし、ましてや
修理代金の見積額もわからないわけです。
修理代金を知りたい方は、ご足労おかけしますが、
店頭までお持ち込み頂くようお願いします。
もちろん、その場で修理の可否、見積りをさせて頂きますので宜しくお願いします。
ローファのかかとのゴムが取れてしまって
REGALの紳士靴のつま先のトゥの革がボロボロで、、
mont-bellの登山靴のかかとが削れてきて
WALSHのスニーカーのかかとが削れやすくて
ブーツのかかとが削れすぎて、、、
リーガルのかかとが削れ過ぎても、、、、
REGALの紳士靴のつま先のトゥの革がボロボロで、、
mont-bellの登山靴のかかとが削れてきて
WALSHのスニーカーのかかとが削れやすくて
ブーツのかかとが削れすぎて、、、
リーガルのかかとが削れ過ぎても、、、、
Posted by plusonehotaru at 16:07
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