REGALのかかとについて

2014年02月12日














リーガルの紳士靴をお持ち込み頂きました。
















「かかとがもうすぐ削れ過ぎてなくなるから」とお持ち込み頂きましたが、、、














たしかに、ギリギリです           














が、しかし!







よく見てください、かかとの内側、業界ではアゴと呼ばれているところを。


























リフトとの切れ目はないですよね?








つまりこちらはヒールから全部ブロックヒールなんですよ。



















ヒールまで全部交換式のブロックヒールなので、まだまだ履けるのに、

あえてひと手間かけてトップリフトがついているかのように加工しているわけですface08







ふつうのリペア意識が高い人だったら、このラインまで削れる前に修理に出します。


まだまだ履けるのに。。。




デザイン的なことを考えてからなのか、


修理に出してくれる頻度をあげたいからなのか、



なぜ天下のリーガルさんがこのようなことをしているのかわかりません。





個人的にはしっかりした造りの靴を作っている有数のメーカーさんだとは思いますが、

消費者をだますようなこういうやり方は、個人的にはどうも解せませんface09






こういうブロックヒールの削れには、当店ではこんな修理をおすすめしてます↓




では修理開始ダッシュ











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Posted by plusonehotaru at 16:07紳士靴修理例